詩 吟

詩 吟
詩吟を知らない若い人が増えていますが、詩吟は伝統芸能の一つとして年配の人に親しまれています。私も詩吟を始めて30年超、上達はしませんが、SSN文化祭で吟じる機会を頂戴しております。今年は、空海の「後夜仏法僧鳥を聞く」を吟じます。・・・閑林独座す草堂の暁・・が起句ですが、ブッ・ポウ・ソウの三宝の鳴き声に仏の教えを悟ったことを詠んだ格調高い漢詩です。
短歌は「吉野やま」で、作者は「静御前」です。静御前は源頼朝と対立した義経と、吉野山に逃れますが、捕まり、鎌倉に送られます。鶴岡八幡宮で舞を命じられた時、義経を慕う・・・吉野やま みねの白雪 ふみわけて 入りにし人の あとぞこいしき・・・を詠って、舞をしたと言われています。興味のある方はお聞きください。


