木工作品の展示【967 竹森雅博】


木工作品の展示
活動室
「ロッキング・チェアー」(上)
・製作年;2023年、木製
・構造;一般的な椅子の足部にやや長めの橇を固定。そのまま固定してしまうと可搬性が悪いので、左右の足部を各橇に差し込み、ボルトナットで固定。
・移動する場合は椅子から左右の両橇を分離して車のトランクに乗せ、現地で組上げる。
「折り畳み椅子」(下)
・製作年;2025.9月、木製
・モデルの事例;15年ほど前(東京に住んでいた頃)毎日新聞で紹介された記事を「木工ノート」にファイリングしていた。記事によれば、明治初期にヨーロッパから輸入されたもので、会議等での予備椅子として利用されていたようである。数か月前たまたまその古いファイルが見つかり、製作に取り掛かった。新聞記事に掲載された小さな写真画像を基にスケッチ図を描き、原寸図を想定して模造紙に設計図として描き込んだ。
・製造;①原寸大設計図の製図。②板の選別(保有する板の中からできるだけ硬材を選別)。③各パーツの製作(切断と加工)。④組上げと調整。⑤塗装仕上げ


